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スクリーン印刷とは

1スクリーン印刷の特徴

スクリーン印刷は他の印刷方式と比較した場合に印刷可能なインキと被印刷物の自由度が高い方式です。また、印刷した際のインキの厚み(印刷膜厚)を他の印刷方式と比べて幅広く調整出来るのもスクリーン印刷の特徴です。
これらの特徴から、幅広いインキ、ペースト、すなわち単なる色のインキではなく機能を内包したペーストも使用できるため、応用力の高い印刷方式といえます。
身近なところではTシャツの絵柄やタグのプリントから、近年では版の改良が進んだことによりエレクトロニクス業界で使用される金属ペーストを使った回路形成まで、分野も用途も多岐にわたっています。 シルクスクリーン印刷との違いは、スクリーン印刷は、昔は版に絹の布が使われていたため、シルクスクリーン印刷と呼ばれていましたが、現在では、耐久性の欠ける絹ではなく、版にポリエステル、ナイロンなどの合成繊維や、ステンレスのメッシュを孔版画のスクリーンとして利用するため、シルクスクリーン印刷の「シルク」を省略して、スクリーン印刷と呼ばれるようになりました。

2スクリーン印刷のしくみ

スクリーン印刷は、穴(孔)のあいた版にインキをのせて、スキージと呼ばれるヘラを使って反対側へ押し出して、被印刷物にインキをつける孔版印刷の一種です。このシンプルなしくみが、インキ、被対象物、印刷膜厚の制限が少ない理由です。 スクリーン印刷のしくみ

3スクリーン印刷機について

スクリーン印刷機の構造で一般的なものは、版と被印刷物を平行に配置するフラットベッド式構造ですが、シリンダー式、ロータリースクリーン等用途に合わせた構造が存在しています。
桜井グラフィックシステムズでは古くからシリンダー構造のスクリーン印刷機に力をいれて開発を行っています。 シリンダー構造 スクリーン印刷

シリンダー型スクリーン印刷機とは

A高速印刷

シリンダー式構造のスクリーン印刷機は印刷も被印刷物が停止することなく、排出されながら印刷を行うため、フラットベッド方式のスクリーン印刷機と比べて2倍以上の高速印刷が可能です。

B版離れ

フラットベッド式では難しい安定した版離れ(スキージング後に版と被印刷物を離す動作)を行うことができるため、版と被印刷物のクリアランスを自由に設定することが可能です。

C刷り伸び補正

シリンダー型スクリーン印刷機の中で、シリンダーと版枠の駆動を別々のサーボモーターで制御しているタイプの機械があります。このタイプの機械では印刷長が任意に補正出来る機能が使用できます。そのため刷り長さがポジと違う場合に製版のやり直しをすることなく、印刷機上で補正が行えます。