受注から納品に至る印刷事業全体のワークフローの中で、業務のデジタル化、
データの一元化を基に、管理のリアルタイム化を実現し、あらゆるロスの排除と業務処理の
効率化を目指す事業推進における迅速ないし決定を支援するシステムです。

SAKURAI ACe-Netでは、ワールドワイドな業界標準フォーマットである「CIP4/JDF」を使用し、ネットワークを通じて、事業体の各部門を有機的に結びつけ、部門間で双方向にコミュニケーションを図ることが可能となります。

基幹システム「MIS=ManagementInformation system」としては、米国・EFI社の「Printcafe」、日本・大日本スクリーン社の「Riteinfo」、日本・オリーブ社の「PrintSapience」等が選択可能であり、当社では、それぞれに対する印刷機械とのインターフェースを独自に開発済みです。

当社の印刷機械とのインターフェース「SIMM=SAKURAI Interface between MIS and Machine」は、MISのネットワークと製造現場の複数台の印刷機械を結びつけ、ネットワークからの作業指示や、ネットワークに対して機械稼働状況、業務進捗情報などを受け渡す役割を担います。

このようなシステム構成により、業務遂行上のデータの一元管理が実現し、受注から納品に至るワークフローにおける進捗管理がリアルタイムに、かつビジュアルに行われることが可能となりました。
また、業務遂行上ボトルネックや、これまで目に見え難かったロスがより明確に把握でき、経営トップによる迅速な意志決定と事業のスリム化に貢献出来るものと考えています。

SAKURAI ACe-Netの中で、更に重要な役割を果たすのが、当社オフセット多色印刷機OLIVERSI/SIPシリーズに搭載可能な「SAKURAI TQSS=TotalQuickStand-bySystem」です。
このサブシステムは、印刷前準備時間の短縮と省力化、色濃度管理を中心としたカラーマネジメントを実現するものです。「SAKURAI TQSS」の概念図を図2に示します。

 
RIPで生成される業界標準フォーマット「CIP4/PPF」によるプレビューイメージから、絵柄面積率を算出し、最適変換カーブに基づきインキキーの開度を高精度に自動設定致します。また、インキローラー上の基準インキ膜の形成機能と共に、ヤレ紙を最小限に押さえ、色あわせの省力化と短時間化に効果を発揮します。経営トップによる迅速な意志決定と事業のスリム化に貢献出来るものと考えています。   「サクライ・カラーミッション(色調管理装置)」は、印刷物の絵柄全体を、また「ATD(自動色濃度測定装置)」、「MTD(手動自動色濃度測定装置)」は、カラーバーをスキャンニングし、基準色との差分を算出し、補正値を印刷機械にフィードバックすることにより、最適色調を得ることが出来ます。

●インキローラー温度調節装置
インキローラーの表面温度を一定に保つことにより、連続運転による色濃度の変化を抑え、印刷品質の安定化に効果を発揮します。

●インキローラー及びブランケット洗浄装置の「水吹き機能」
インキローラー及びブランケット洗浄装置に「水吹き機能」追加可能とし、紙粉等の除去を促進し、インキの乗りを良くします。

●自動インキ供給装置
各インキツボのインキ残量を自動検知し、インキを自動供給します。インキ供給を必要最少量に抑え、インキのロスの低減と管理の省力化を図ります。


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